緊急にお金が必要になった際には、いくつかの選択肢が考えられます。カードローンやクレジットカードのキャッシングが代表的なものでしょう。
そのうち、カードローンは銀行や消費者金融などのものがありますが、審査なしでさっと借りられるのでしょうか?
資金調達の方法は多岐に渡りますが、お金を借りられるタイミングや金利などを比較し、最適な方法を選択する必要があります。
ただし、どんなにお金を借りたいときでも審査なしでカードローンの契約はできないので要注意です。
この記事では、カードローン審査の詳細について解説します。
あわせて即日融資の流れや、早く借りるための大切なポイントも紹介します。
とにかく審査が早い消費者金融5選
プロミス | SMBCモビット | アイフル | レイク | アコム | |
融資時間 | 最短3分※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 | 最短15分※審査結果のご案内は、お申込の曜日や時間帯によって翌日以降となる場合があります。 | 最短18分で即日融資※お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。 | WEBで最短25分融資※ | 最短20分で即日融資※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 |
実質年率 | 4.5%~17.8% | 3.0%~18.0% | 3.0%~18.0% | 年4.5%~18.0% ※貸付利率はご契約額およびご利用残高に応じて異なります。 | 3.0%~18.0% |
借入限度額 | 1~500万円 | 1万円~800万円 ※借入限度額は審査によって決定いたします。 | 1万円~800万円 ※ご利用限度額50万円超、または他社を含めた借り入れ金額が100万円超の場合は源泉徴収票など収入を証明するものが必要です。 | 1~500万円 | 1~800万円 |
無利息期間 | 初回利用の翌日から30日間無利息 | なし | 最大30日間 ※はじめての方 | 初回契約日の翌日から60日間無利息(web申込限定) 初回契約日の翌日から5万円まで180日間無利息 | はじめての方なら契約日の翌日から30日間 |
在籍確認 | 原則、電話による在籍確認なし | WEB完結申込の場合はお勤め先へ電話連絡は原則なし ※審査状況により確認が必要となる場合、事前にお客様の同意を得た上でご連絡しますので、ご安心ください。 | お申込みの際に自宅・勤務先へのご連絡は行っておりません。 在籍確認が必要な場合でも、お客様の同意をいただかない限り実施いたしません。 | 原則、ご自宅やお勤め先への確認はお電話ではおこなっておりません。ただし、審査の結果によりお電話での確認が必要となる場合があります。連絡の際は、お客さまのプライバシーには十分に配慮し、ご本人さま以外には「レイク」や「新生フィナンシャル」という名称はお出しいたしません。非通知もしくは発信専用の番号で、担当者の個人名にてお電話をさせていただきます。 | 原則、在籍確認なし※電話での確認はせずに書面やご申告内容での確認を実施 |
【プロミス】最短3分の超スピード融資が可能
- 最短3分の超スピード融資
- 手続きからわずか最短10秒で振込キャッシング可能
プロミスは申込完了後から最短3分で融資が可能です。振込キャッシングも最短10秒で完了するという、消費者金融では随一のスピード対応です。また、唯一18歳(高校生除く)から申し込むことができます。
アプリローンを使えば、申し込みから借入と返済までスマホで完結します。必要な書類の提出もアプリを通して行うことができ、キャッシングもカードレスで利用できるので、郵送によるやり取りはありません。アプリの利用や毎月の返済でVポイントを貯めることができ、貯めたポイントは返済に利用できます。
在籍確認も電話以外の方法で原則行っています。もし、電話連絡があるとしても個人名で連絡してくれるので、カードローンの利用がバレてしまうことはありません。
初めてプロミスを利用する方には30にちかんの無利息期間サービスが適用されます。初回借入の翌日から適用されるので、自分のタイミングで利用を始めやすいローンです。
【SMBCモビット】最短15分で融資可能
- 申込完了から融資まで最短15分
- WEB完結にすると電話連絡・郵送物なしで審査できる
SMBCモビットは最短15分で融資が可能です。WEB完結で申し込めば電話連絡と郵送物なしで審査を完了させることができます。
スマホアプリを利用すればカードレスですべて完結します。スマホATM取引は全国のセブン銀行ATMまたはローソン銀行ATMで行うことができます。取引以外にもLINE PayへのチャージやVポイントでの返済などにも対応しています。
三井住友銀行ATMでの取引なら手数料は無料になります。また、無利息期間サービスがないのがネックですが、貯めたVポイントを返済に利用することができます。
【アイフル】融資まで最短18分、カードレスでセブン銀行ATM・ローソン銀行ATMが利用できる
- 最短18分で融資が可能
- スマホローンで来店、郵送物なしで手続きできる
アイフルは申し込みから融資まで最短18分で完了します。インターネットで申し込めば来店や郵送物なしで審査が完了します。原則、電話での在籍確認は行っていないので、利用しやすい消費者金融です。
スマホアプリでは、申し込みをはじめ借入や返済も可能です。口座振替やセブン銀行ATM・ローソン銀行ATMでスマホ取引を行えます。
初めての方を対象に、最大30日間の無利息サービスを提供しています。ただし、適用期間は契約翌日からなので、利用はすぐに行う必要があります。
【レイク】融資まで最短25分、最大180日適用される無利息期間が魅力
- WEB申込なら最短25分で融資
- 60日間利息0円、条件を満たせば最長180日※
レイクは、WEBで申し込めば最短25分で融資してもらえます。WEB申込で手続きした場合、無利息期間は60日間適用され、5万円までの借り入れという条件を満たすと最大180日間適用されます。約半年も無利息期間が利用できるのはレイクだけの特徴です。
スマホ完結にすればカードレスで利用できるので、プライバシー面でも安心です。また在籍確認は原則、電話では行われないのもうれしいポイントです。
カードレスで利用できるATMは、現在のところセブン銀行ATMのみとなっています。ただ、銀行振込で借入や返済ができるので、そこまで大きな問題とはならないでしょう。
※21時(日曜日は18時)までのご契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込みが可能です。一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。
※Web以外の無人店舗やお電話で申込むと、お借入額全額30日間無利息またはお借入額5万円まで180日間無利息のどちらかになります。 ※60日間無利息(Webでのお申込み限定)、180日間無利息それぞれ契約額1~200万円まで。 ※30日間無利息、60日間無利息(Webでのお申込み限定)、180日間無利息それぞれの併用はできません。※ご契約額が200万円以上の方は30日無利息のみとなります※無利息開始日は初回契約日の翌日からとなります。 ※無利息期間経過後は通常金利適用。 貸付条件 ご融資額 :1万円~500万円 貸付利率(実質年率): 4.5%~18.0% ※貸付利率はご契約額およびご利用残高に応じて異なります。 ご利用対象 :満20歳~70歳(国内居住の方、日本の永住権を取得されている方・安定した収入のある方(パート・アルバイトで収入のある方も可)) 遅延損害金(年率): 20.0% ご返済方式 :残高スライドリボルビング方式/元利定額リボルビング方式 ご返済期間・回数: 最長5年・最大60回 ※融資枠の範囲内での追加借入や繰上返済により、返済期間・回数はお借入れ及び返済計画に応じて変動します。 必要書類 :運転免許証等,年収証明(書),所得証明(書) ※収入証明(契約額に応じて、新生フィナンシャルが必要とする場合) 担保・保証人: 不要 商号・名称:新生フィナンシャル株式会社 貸金業者の登録番号:(関東財務局長(10) 第01024号) 日本貸金業協会会員第000003号
【アコム】最短20分で融資が可能、電話での在籍確認もなし
- 最短20分で融資が可能になる
- 新規契約数が多く、審査に通りやすい
アコムはインターネットで申し込むと最短20分で融資が可能です。公式スマホアプリを利用すれば、申込に必要な書類もアプリ経由でアップロードすることができ、必要になる書類数も減らすことができます。
新規契約数が大手消費者金融の中ではトップで、融資に積極的な面があります。ただし、申込者の信用情報に問題がないことが前提です。
カードレス取引をする場合は、銀行振込またはセブン銀行ATMでスマホ取引が可能です。無利息期間は30日間で、始めてアコムを利用する方がサービスの対象となります。
カードローンの審査について

カードローンの審査は、借入希望者が金融機関の融資基準を満たしているかを判断するための重要なステップです。
金融機関の審査を通過できなければ、お金は借りられません。
審査基準は金融機関によって異なるのですが、どんなローンでも公表されていないのです。
そのため申し込む方は、どんな点が審査で重視されるかを知っておくしかありません。
審査に影響する内容を把握して、対策をたてるようにしましょう。
カードローン審査基準で重視される内容
カードローンの審査基準は金融機関によって差はあれど、審査で重視する点は共通しています。
審査で重視される内容には、信用情報、収入の安定性、職業や雇用形態、年齢、他社からの借入状況などがあげられます。
審査時はトータルで返済能力があるかどうかを判断されます。
- 信用情報
過去や現在の借入や返済履歴を個人信用情報機関に照会します。ローンの申込も信用情報に含まれます。 - 収入の安定性
定期的かつ安定した収入があることが求められます。 - 職業や雇用形態
正社員や公務員など、安定した職業に就いていると審査では有利です。ほとんどのカードローンでは契約社員やアルバイトの方も、収入が安定していれば申込に問題ありません。 - 年齢
各ローンが決める対象年齢内でないと申し込めません。下限年齢は18歳または20歳のものが多く、上限年齢はローンにより違いが大きいため申し込み前に確認が必要です。 - 他社からの借入状況
借入件数と借入額の合計で判断されます。消費者金融なら借入額は総量規制以下でないと審査に通過しません。借入件数は少ないほど審査で有利になります。
申込前には、借入件数と借入額をきちんと把握し、借入残高が低いローンは他のローンと一本化して減らせないか検討しましょう。
また、勤続期間も重要ですから仕事をし始めてすぐには申し込まないほうが良いのです。
見過ごされやすいのですが、申し込み時にフォームに正確に記入することが、審査通過の鍵となります。
間違いやミスは、虚偽の申告をしているのではないかと疑われ、審査で不利になるためです。
カードローン審査に必要な書類は多くない
カードローンの審査の特徴の一つに、提出書類がとても少ない点があげられます。
審査に必要な書類は、申込者が本人であるか確認するための本人確認書類だけです。
借入希望額に応じて、収入を証明する書類が必要になります。
カードローン審査で提出する主な書類には以下のものがあります。
- 身分証明書(本人確認書類)
運転免許証やパスポートなど、写真付きの公的身分証明書です。カードローンによって複数提出する場合もあります。写真付きの本人確認書類がないときには、カードローンが指定する写真なしの書類を組み合わせる等で審査を受けられます。 - 収入証明書
給与明細や所得証明書など、収入を証明する書類です。消費者金融では借入希望額が50万円以下(他社借入を含めて100万円以下)なら、原則提出する必要がありません。 - 在籍確認書類
電話で在籍確認を行わないカードローンが増えているため、勤務先を証明する書類を提出することもあります。給与明細や社員証などが勤務を証明する書類として認められているローンが多いです。 - 住所確認書類
現住所と本人確認書類の住所が異なる場合に提出します。公共料金の支払い書や住民票などですが、カードローンによって定める書類があるので要確認です。
カードローンによって提出する書類の数や、種類が異なるため申し込み前に確認し、早めに書類を準備しておきましょう。
特にカードローンの審査は時間が大変短く、すぐに書類を提出する流れになります。事前に書類を準備しておくとあわてなくて済みますし、より早く審査を完了できるでしょう。
カードローン審査の種類と流れ
カードローン審査は、一次審査(仮審査)と本審査の流れで進められます。
仮審査を通過した方が、本審査へと進みます。
審査の種類で様々な名称を聞いたことがあるのではないでしょうか。実際にはどんな審査が行われているのか、わからないまま手続きをしている方も少なくありません。
審査の名称と、どんな段階で行われているのかを確かめておきましょう。
スコアリング審査は属性を点数化する審査
スコアリング審査は、カードローンでは一次審査として取り入れられています。審査が迅速で、結果も早くわかります。
申込者の収入の安定性、職業や雇用形態など属性を機械的に点数化(スコアリング)していくため、審査所要時間が大変短いです。
スコアが基準に達しない場合は、審査落ちとなります。
最近では、インターネット申し込みで即時にスコアリング審査の結果が表示されるカードローンもあります。
スコアリング審査後に個別の本審査が行われます。
本審査は申込者個別に行う審査
本審査は、一次審査であるスコアリング審査通過後に行われます。
機械的なスコアリング審査とは違って、個別に申込者の属性や信用情報をチェックしていきます。
本審査では身分証明書や収入証明書など提出した書類を、担当者が詳細に精査していきます。
申込内容に不備がないかや、必要に応じて電話による在籍確認を行うのも本審査での段階です。
在籍確認なし審査はありえない
「在籍確認なし審査」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
在籍確認とは、勤務先へ電話をかけ、申込者が本当に働いているかを確かめるものです。
カードローン審査では、在籍確認は返済の確実性を確かめる有効な手段ですから必ず行われます。
「在籍確認なし」は正確には「電話による在籍確認なし」ということで、書類などによる在籍確認はあります。
万が一在籍確認なしというカードローンがあれば、闇金や違法業者で間違いないでしょう。
しかし大手消費者金融の場合、電話での在籍確認は原則行われないことになっています。
消費者金融大手5社(プロミス・SMBCモビット・アイフル・レイク・アコム)は、原則として勤務先への電話連絡を行っていません。
引用元:お金借りる即日融資審査なしの方法はある?カードローン審査が甘い消費者金融とは
審査状況によっては連絡が来ますが、その場合でも相談することで、時間帯や担当者の性別など可能な限り対応してくれます。気になる方は相談してみましょう。
カードローンの審査に通るためのポイント

カードローンの審査に通るためには、信用情報の確認、収入の安定性、適切な年齢や雇用形態の証明が重要になります。
審査に通るポイントを意識し、準備や対策をしておくと、審査通過の可能性を高められるでしょう。
信用情報の確認は審査結果を左右する
信用情報には、ローンの利用履歴や延滞や債務整理が記録されています。
延滞や債務整理の記録が残ったままの状態では、ローン審査には通過しません。
また、現在借入額の総合計が年収の3分の1や、近い額の方も、総量規制法によりそれ以上借りられないため審査に通りにくいでしょう。
他には、借入件数があまりに多いと、多重債務となり返済に困難をきたすため審査否決となります。
忘れてはいけないのが、信用情報には申し込みの記録も残っている点です。
実際に借入していなくても、短期間にあまりに多数の申し込みを繰り返していると、お金に困っていると考えられて審査に通りにくくなります。
信用情報は、本人なら照会できますので気になる方は自分で確認しましょう。
収入の額や毎月の安定性があるか
カードローン審査の申し込み条件には、必ず安定した収入が定期的にあることが決められています。
返済能力を判断するうえで重要なポイントですから、審査でもきちんとチェックされます。
通常では、消費者金融カードローンの審査で、収入証明書を提出するのは借入希望額が50万円を超える場合です。
ただし、審査によって借入希望額が50万円以下でも、収入証明書の提出が求められることもあります。
書類準備は手間がかかるように感じますが、安定した収入を証明するのは審査に有利になります。提出を求められたら、必ず送りましょう。
年齢条件を満たしているかやどんな雇用形態で働いているか
カードローンでは申し込み条件として年齢も定められています。20歳~70歳、18歳~74歳など各カードローンによって異なっています。
また、正社員や公務員など安定した雇用形態が審査では有利とされます。
しかし消費者金融カードローンでは、アルバイトやパートの方も申し込めるものがほとんどです。
雇用形態にこだわらず、同じ職場でできるだけ長く勤務してから申し込むようにします。転職したばかり、アルバイトを始めてすぐの申し込みは避けましょう。
審査に通らなかった場合の対処法

カードローンの審査に落ちた場合、次にはどのような対処をすればよいのでしょうか。再申込みの検討、別のローン会社への申し込みなどがあります。
お金が借りられない!と焦ってしまうと、もっとお金を借りにくい状態に陥ってしまう可能性があるので注意しましょう。
審査に落ちた理由を分析・改善する
審査に落ちた理由を自分で分析し、改善策を考えます。どの金融機関でも、審査基準は開示されていませんし、落ちた理由も教えてはもらえません。
そのため、もしかすると同じ理由で何度も審査落ちしてしまう可能性もあるのです。
できるだけ審査落ちしそうな原因を減らすのが対策としてはベストでしょう。
同じカードローンへの再申込みは期間をあけて
一度カードローン審査に落ちたからといって諦める必要はありません。
審査落ちの理由は教えてもらえないので、自分でどうして審査に通らなかったかを分析し、改善点があれば修正して再申込みを検討します。
ただし、短期間での再申込みは避け、一定期間を空けることが望ましいです。
というのも、短い期間ですぐに申し込んだとしても、収入や勤務の状況は大きく変わらないはずです。
また申し込みの記録はローン会社と個人信用情報機関に残っていますから、立て続けに申し込むとお金に困っている人だと判断されてしまいます。
申込記録がなくなる6カ月以上は経過してから、再申し込みしましょう。
別のローン会社のカードローンに申し込む
カードローンの審査基準は金融機関によって異なります。一つのカードローンで審査に落ちた場合、別のカードローンに申し込めば審査通過することもあります。
ただし審査の記録も信用情報に残っていますから、次のローン審査で審査に落ちたかわかります。審査落ちの記録があると、より慎重に審査を進めるカードローンもあるでしょう。
また、申し込み記録がたくさん残っていると、金銭的に困難な状態だと思われて返済できなくなるのではないかと判断されやすいです。
カードローン審査への申込は1社ずつ行い、2社までにとどめておくほうがよいと言われています。
金融機関別に見るカードローンの特徴

消費者金融を利用する
消費者金融の最大のメリットは、手続きの簡単さと融資までの速さにあります。
大手消費者金融を中心に、インターネットだけで融資まで進められ、迅速な審査と即日融資も可能な点が魅力です。
しかし消費者金融カードローンの金利は、銀行カードローンに比較すると高めに設定されています。
消費者金融から借り入れる際は、以下の点に注意してください。
- 返済計画の重要性
借入前に、返済計画を立てることが必須です。返済シミュレーションを活用し月々の返済額を把握しておく必要があります。収入と支出を見直して、無理なく返済できる計画を立てましょう。 - 繰上げ返済の活用
消費者金融で設定される、必ず返済しないといけない月々の最低金額はとても低い額になっています。毎月の負担は軽いのですが、最低返済額のみで返済していると返済期間が長くなり、利息額が大きくなることがあります。
積極的に随時返済(繰上げ返済)を行い、返済期間をできるだけ短くしましょう。
銀行カードローンを利用する
銀行カードローンは、安定した収入がある方を対象にした、低金利なローンです。
銀行なので安心感があるだけでなく、申し込みから借入までWEB完結ができるものもあり、利便性も高いです。銀行カードローンの利用を検討する際は、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 審査期間
銀行カードローンの審査は、即日結果が出るものは少なくありませんが融資まで時間がかかる場合もあります。口座開設、カードの郵送など実際に借りられるようになるまでのステップは銀行カードローンごとに異なります。
WEB申込はできるのか、審査所要時間はどれくらいか、実際の借入までの日数などを確かめておきましょう。 - 金利と利用条件
銀行によって金利や利用条件が異なります。借入や返済をATMで行う際の手数料が都度かかると、低金利のメリットが少なくなってしまうかもしれません。
銀行カードローンを比較する際には、利用シーンもイメージしておくとよいですね。
クレジットカードのキャッシングを利用する
キャッシングは、クレジットカードに付帯するサービスで、提携ATMですぐに借りられるため急な出費にに便利な手段です。
キャッシングの特徴は以下の通りです。
- 手軽さ
クレジットカードを持っていれば、ATMなどを利用して簡単に現金を借りることができます。
- 利用限度額
利用できる金額は、クレジットカードのキャッシング枠の範囲内です。事前に利用可能額を確認し、計画的に利用しましょう。
- 金利の確認
キャッシングの金利は、消費者金融と同様に18.0%程度のものが多いです。ゴールドカードでは少し低く設定してありますが、いずれもカード会社によって異なります。金利は必ず確認しておき、カードローン利用と同様に利息計算しておくほうがよいですね。
即日融資を受ける方法と注意点

消費者金融のカードローンでは、即日融資ができるものが多いです。
ただし、どんなタイミングで申し込んでもすぐに借りられるわけではなく、即日融資を受けるためには注意しておきたいことがあります。
必ずインターネットで申し込みをする
即日融資を可能にするためには、インターネット申し込みがベストです。消費者金融ではインターネットだけで手続きできるWEB完結ができます。
カードを発行したい場合も、先にネット申し込みを済ませておいてから自動契約機に行くと待ち時間を短縮できます。
インターネット申し込みでは以下の点に注意してください。
- 必要書類の準備
申し込みには、身分証明書や収入証明書を撮影したり、アプリで読み取ったりといった手続きを行います。申し込み前に必要書類を準備しておくと審査がスムーズに進むでしょう。 - 審査対応時間は24時間ではない
インターネットでの申込は24時間いつでも受け付けていますが、審査対応時間は決まっています。大手消費者金融なら9時から21時までが審査対応時間のことが多いです。
審査時間は最短30分程度となっていても、審査状況や混雑具合によってさらに長くかかってしまうこともあります。審査対応時間が完了する時間より早めに申込手続きをすませましょう。
電話での申し込みは営業時間に注意
電話での申し込みは、オペレーターが対応してくれるため、不明点をその場で質問できるメリットがあります。しかし、電話受付は営業時間内に限定されます。即日融資を希望する場合は早めの時間帯に連絡することが重要です。
確実に即日融資を受けるためには?
審査通過の条件をクリアしないといけない
即日融資を受けるためには、審査に通過しないといけません。申込者は審査基準がわからないので、できるだけ審査に通りにくくなる条件を減らしておく必要があります。
転職したばかりでの申し込みを避ける、他社借入をまとめて借入件数を少なくするといった対策があります。他にも延滞や債務整理の記録が残っていないか、必要に応じて自分で信用情報機関に照会して確かめておきましょう。
必要書類を早めに準備しておく
カードローン審査では、本人であることを証明するための書類(運転免許証やパスポートなど)、借入希望額に応じて収入を証明する書類(給与明細や源泉徴収票など)が必要になります。
カードローンを発行する金融機関や申込方法によって、本人確認書類が2種類必要なこともあります。
また、提出する書類に表記されている住所と現住所が異なる場合は、住所を証明する書類(公共料金の領収書など)も必要です。
申し込み前に各カードローンのウェブサイトで、必要書類の詳細を確認し、準備しておきましょう。特に消費者金融は審査時間が大変短いため、すぐに提出する流れになります。
即日融資を受ける際の注意点

金利や返済条件をしっかりと確認する
どのローンに申し込むか検討する際には、金利や返済条件を十分に確認しないといけません。
即日融資を希望する際には、ローンの利用条件を確かめないまま、とりあえず借りられればいいと思ってしまいます。しかし、借りた後返済する必要があるので、金利や返済時の手数料は重要です。
借り過ぎには注意する
急な出費のために借入をする場合でも、返済能力を超えて借りるのは避けましょう。カードローンは限度額を決めて、範囲内なら繰り返し借入できる便利な金融商品です。
しかし大きめの限度額を設定していると、ついつい借り過ぎてしまうことがあります。限度額は低めの設定にしておくほうが安心です。
カードローン審査で気になるQ&A
Q.カードローンの審査に通るコツはある?
カードローンの審査に通るために押さえておきたいポイントはいくつかありますが、確実なのは以下の3つです。
・借入希望額をできるだけ低くする
・申込フォームで正確に記入する
・ローン利用状況をきちんと把握する
借入限度額が大きくなるほど、審査は慎重を期しますし時間もかかります。
すでにローン利用中の方は、現在の借入残高をきちんと把握し返済に遅れないようにしましょう。
Q.カードローン審査に落ちる理由は?
カードローンの審査基準は非公表ですから、何をすると審査に落ちてしまうかははっきりとはわかりません。
しかし確実に審査に通らないと言われる点には下記の二つがあります。
・延滞などの金融事故記録がある
・総量規制額まで借りている(消費者金融の場合)
申込前にチェックしておきましょう。
Q. ネット銀行カードローンの審査は甘い?
実店舗がないネット銀行カードローンは金利が低く人気が高いです。
審査が甘くて借りやすいのではないかという口コミを見た方もいるかもしれません。
しかしネット銀行は、インターネットで手続きができ審査時間も短いものの、特別通過しやすいわけではないのです。
各社審査基準を設けているかぎり、審査に甘いカードローンはないと考えておきましょう。
まとめ~カードローンは審査なしで借りられる?
消費者金融カードローン、銀行カードローンなどいずれも審査なしではお金は借りられません。
ただし、審査基準は申し込む方にはわからないので、収入や勤務している期間、ローン利用履歴など審査で重視されるポイントに注意して手続きするしかないのです。
またカードローンで借りたいときは、即日融資を希望する方も多いですね。
できるだけ早く借りたいときには、書類準備やインターネットで申し込むなども重要になります。
カードローンは大変便利ですが、返済計画を立てて利用することも忘れないようにしましょう。