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中国四千年の歴史じゃなくてたった三〇年の歴史~第1回 
~プロローグ~

category: 税務署
第34号(2012年01月01日発行分)

執筆者4

中国四千年の歴史といいますが、何で四千年なのでしょうか。一九四九年建国からすれば六十二年余りです。しかし、いつのころから起源にするかでしょう。だから、諸説あるのだと思います。
 といっても、中国の歴史を語るつもりは毛頭ありません。タイトルに何となくつけてみたので出だしに書いてみましたが、中国四千年の歴史は私には到底知り得ることはできませんので、どうでもいいことです。私自身の歴史である「たった三○年の歴史」についてお話ししたいと思います。
 たった三○年の歴史というのは、簡単に言いますと国税職員としての勤務年数にすぎないのを回りくどい言い方をしてみたまでのものです。ちょっとだけ重みがありませんか。えっ、ある訳ない。そうですよね、皆さんにとっては他人の歴史ですから。でも、私にとっては中国四千年の歴史より、たった三○年の歴史のほうがずっと重いですけどね。

では、まず国税職員になるにはどうすればよいかについてお話ししましょう。国家公務員Ⅰ種試験(財務省・国税庁採用のいわゆる官僚)、国税専門官採用試験、国家公務員Ⅲ種税務職試験(当時は国家公務員採用試験初級)に合格することです。

高校三年生。
 進学するものだと思っていました。なぜか。同級生はほとんど進学するから自分も当然同じだと思っていたものです。つまり、進学校という環境があり、大学を受験するという考え方となり、そのために受験勉強をするという行動をして、そして、合格して大学へ行くという結果になるのです。
 結果を変えたいのであれば、まず、自分が変化することであり、そのためには環境を変えなければならないのです。
 とはいっても、別に自分を変えたいとか結果を変えたいとか思っていなかったのですが、偶然、目にしたパンフレットに惹かれて、進学という考え方がなくなり、国家公務採用試験初級を受験し運良く合格しました。税務大学校名古屋研修所での研修はまさしく学生気分の延長。でも、給料を頂ける社会人。桜咲く一九八○年四月に三○年という月日のスタートとなるお気楽な禁固刑一年の生活が始まるのです。(お気楽なんていうと怒られるかもしれません)
 よくよく考えると、偶然ではなく運命だったのかもしれません。なぜなら、私の誕生日は二月十六日で、なんと給料日は毎月十六日であること。国税の一大イベントである確定申告の開始日は毎年二月十六日であること。これだけの理由ですが、必然な選択だったのです。世の中に偶然なんてものはなく、起こることは全て必然だと思っています。
 しかし、三○年というのは、まもなく五十歳を迎える人生の五分の三を過ごしたことになり、良いも悪いも様々な影響を受けた環境だったと思います。そして、人生においても大きな選択だったと思いきや、後々、更なる大きな選択をすることになろうとはその時は知る由もありませんでした。

進学という考え方は一枚のパンフレットによって変ってしまい、歩いて来た道が二手に分かれたのです。そして、国税という職場を選び辞める選択をしました。また、その他のことでも歩んできた道が変わりました。これまでの選んできた結果を私は後悔していません。なぜなら、私自身の人生を私自身で選んだからです。これからもそうでありたいと考えます。そして、悔いのない人生とは、最後、死ぬときに「ああ、いい人生だった」と言えることだと思っています。

税務総合戦略室便り 第34号(2012年01月01日発行分)に掲載

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