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税務総合戦略室新メンバー紹介

category: その他
第56号(2014年06月01日発行分)

伊藤 徹也

元国税調査官の伊藤徹也が税務総合戦略室のメンバーに加わりました。
 国税局の中でも任意調査の最後の砦とも言われる資料調査課で、大口な脱税が見込まれる事案の調査に従事してきました。
 また、直近は複数の同族グループ法人間取引を調査する特別調査情報官という役職を経験しており、関連会社間の取引について税務当局から指摘が行われやすい内容を熟知しています。税務調査立会いや、事前に税務リスクを摘み取るための予防調査において、お客様の力となることが期待されます。

5月から、税務総合戦略室の一員となりました伊藤です。
 出身は、愛知県の春日井市という名古屋市の北隣の市で、実家が床屋をやってました。小学校の頃の担任の先生にあこがれて、将来は絶対学校の先生にと思っていましたが、床屋でお客さんの髪の毛を掃除していた時に、そのお客さんが、「てっちゃん(私のことです)デカくなったなあ、今なにやっとるんだあ?」と声をかけられたのがきっかけで、税務署の仕事に就くことになりました。
 名古屋弁と、話の飛躍加減で何のことかわからないと思いますので、もう少し解説を……。声をかけてくれたお客さんが、実は税務署に勤めていた先輩で、公務員試験を受けるように勧められたのです。
 自分は学校の先生になるのだからそんなものは受けるつもりもなかったのですが、その日の夜の家族会議で、親のすねをかじるのは卒業しなさいということになって試験を受ける羽目になり、今日に至ります。

税務署に入って

税務署に入って最初の仕事は徴収部門。税金を納めていない人のところに行き、集金や、差し押さえて徴収する部署です。この4年間は辛く、生意気な若造が税金払えというのですから、当然反発も買いました。
 ある時は、すし屋の大将に包丁を振り回されたり、スナックのママ(怖い人の特殊関係人でした)などはナイフを自分に向けて押し付けてきたり、奥から、怖いお兄さんが「まあ飲め、飲んだら払う」とか言って来たり、自分が徴収した日の夜中に社長が車で川に突っ込み、周りから「おまえが……」などと言われたり。
 こんな暮らしをしてたら、自分はいつか殺されると思いましたが、先輩からは、「めったに殺されたりしないから。新聞に載るからわかるでしょ」などと言われました。……確かにあまり見ません。
 徴収部門を乗り切った後、総務、そして法人の調査、特別調査といわれるチームを組んで行う調査部門を中心に、約20年間仕事に取り組んできました。
 振り返ってみますと、人との出会いに恵まれた、感謝しかない30年でした。

税理士への縁

30代の頃、スキー、ゴルフ、フライフィッシング、アユ掛け、畑づくり、そんな生活にあこがれ、普段は賃貸住宅に住みながら、週末やリタイヤ後の楽しみとして、岐阜県の高原にログハウスを建てました。
 最初は、「何考えてるの」と反対していた家族が、向こうでの生活を気に入ってしまい定住、必然的に私は単身赴任が決定しました。気が付けば単身赴任も11年、愛する家族に囲まれた幸せな毎日でした。
 50歳になり、ふと気づいたら両親も他界、子供たちも成人し、嫁さんと二人だけ……。自分の人生、このままでいいのか? この後、人生30年何をやりたいの? などと思っていたところ、ここでも人に恵まれ、国税時代の先輩が、「やりがいがあるよ」と声をかけてくださったのをきっかけに、「世間には、色々なすごい人がいるのに、自分はあまりにも狭い世界にいたので、もっと世間を知りたい。いろんな人と接していきたい」という思いで、税理士になるという夢を叶えてしまいました(現在、登録中です)。
 どうやら、自分は、人と出会える運は持ってるみたいです。後は、この運を活かせるように頑張っていくだけです。
 みなさん、これからどうぞよろしくお願いします。

税務総合戦略室便り 第56号(2014年06月01日発行分)に掲載

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