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元国税調査官のひとりごと 第4回 
税務総合戦略室にできること

category: 税理士その他
第60号(2014年11月01日発行分)

伊藤 徹也

エヌエムシイ税理士法人便りも、おかげさまで第60号を迎えることになります。
 私が税務総合戦略室のメンバーに加わってから、もう6か月が経ちました。
 お客様の様々なご相談に触れる機会があり、会社経営の難しさも感じ、オーナー経営者の方の不安にも数多く接してきました。
 そういったお話を伺う中で感じることは、「知らないことに対する不安」です。税務調査の連絡が来た、決算を見たら思っていた以上に税金が出た、事業は順調だが資金繰りはよくならない、先代からの共同経営者の親族に株式の買取りを迫られた等々。
 知らないことに対する不安は、本来の判断力を失わせます。
 私自身も、知らないことがたくさんあります。
わからないことを調べる術は持っておりますが、税務の世界は、本に書いてあることですべてが解決するわけではありません。いわゆるグレーゾーンに対する「感覚」が必要なこともあります。
 自分一人でお客様のそういった不安をすべて取り除くことができるだろうか? 仕事をしていると不安が頭をよぎります。他の税理士の方もそうだと思います。
 もちろん、知識も経験も自分の数倍もお持ちの税理士はたくさんいると思いますが、それでもすべての案件にお応えできるかどうかは疑問ですし、そういった場合は、書籍や、インターネットでわかる範囲のありきたりなアドバイスしかできないと思います。

税務総合戦略室で何ができるのだろうかということを改めて考えてみました。
 私にも国税当局に身を置いた30年の経験がありますので、その経験から色々とお客様の手助けになれることはあると思っていますが、それ以上の経験を持ったメンバーがたくさんいるのが税務総合戦略室です。私の専門外でわからないことも、単に知識だけでなく、実務経験として身についているメンバーが必ずいるのです。
 さらに、自分一人だけでは思いこみでずれた答えになってしまっていたことも、メンバー同士で話し合えば、必ず正しい答えになっていきます。
 この、複数の専門家によるチームならではの豊富な知識と専門性は、どこに出て行っても恥ずかしくないものになっていると思っています。
 そんな我々が、経営者の視点に立った戦略の作成に取り組ませていただくのですから、経営戦略の一環としての組織再編、事業継承、海外進出などに関しても、無責任な提案だけで終わるということはありません。そこにある税務リスクや、経営リスクまで包括的に検討した上で、お話しすることができるのです。
 経営者の方がお持ちの「知らないことに対する不安」は、我々が取り除くことができると自負しております。
税務相談に対しても、最近まで税務当局側にいたのですから、税務リスクを完全に把握したうえで、現在のトレンドをとらえた、核心をついた助言ができるのです。
 私一人でいたらこんな大きなことは言えませんが、税務総合戦略室では、様々な経験を持ったメンバーが、一つの案件に対して、全員の共通した問題として十分ディスカッションしてから結論を出しています。
 他の誰かに相談されて、何か不安、すっきりしない、などという時こそ、税務総合戦略室のセカンドオピニオンは力を発揮します。
 お客様の何かお役にたちたい、その一心で、私たちは取り組んでおります。今後、一層その気持ちを肝に銘じて、精進していきたいと思っています。
 ぜひ、私どもを便利に使っていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

税務総合戦略室便り 第60号(2014年11月01日発行分)に掲載

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