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税務総合戦略室 室長通信 第三十六回 
人生を通じた税金のストレスフリーを実現するために

第69号(2015年08月01日発行分)

執筆者1

オーナー経営者の重税感

日本企業の99%以上は中小企業です。その中小企業のオーナー経営者で税金に関する悩みがないという方は、ほとんどいらっしゃらないでしょう。
 厳しい競争の中、なんとか利益を出した企業(平成25事務年度における黒字企業は3割にも達していません)には、世界でも有数の高い割合で法人税が課せられ、役員報酬には最高で55%の所得税が課せられます。
 さらには納税した後に残ったお金で蓄積した財産にも、最終的には高額な相続税が課せられることになります。
 オーナー経営者は会社の全責任を背負っています。事業に失敗すれば、所有している資産(自社株や会社に対する貸付金)は紙くずになり、個人保証による莫大な借金だけが残ります。自分自身の人生が破滅してしまうのです。
 従業員に失敗の責任は取れません。どのような場合でも抱えた負債を背負うのは株主でもあるオーナー経営者です。その辛苦は、毎月決まった日に給料が振り込まれる、地位が安定した従業員(サラリーマン)とは比較できないほど大きなものなのです。
 このような重い責任の下、人一倍努力しているからこそ、せっかく努力して築いた財産が徴収されることに対する重税感も大きいのではないでしょうか。
 今の業績が良くても、この変化の激しい時代には何が起こるかわかりません。先の見通せない時代に自分の身を守るだけではなく、経営している会社を守っていくということは、そこで働く従業員とその家族の人生を守っていくということでもあり、すさまじい責任とプレッシャーを背負い、人生の坂道を歩むようなものです。
 オーナー経営者の抱えるストレスが大変なものであることは想像に難くありません。

経営者及び家族の人生と税金

このようにオーナー経営者が抱えるストレスのうち、せめて税務上の不安だけでも専門家にすべて丸投げし、本業(経営)に集中できるような体制を構築できないだろうか。
 私達『税務総合戦略室』はそのための新たな税務コンサルティングサービスを考えました。
 信頼して任せておけば、「無駄な税金を納めて自分だけが損をしているのではないか」「このまま何も対策を取らないでいたら将来の相続でどんな問題が起こってしまうのだろう」「豊かな老後を過ごすため、今まで会社の人生をささげてきたことにふさわしい退職金を受け取ってハッピーリタイアメントできるのか」といった様々な問題を、専門家として能動的に解決してもらいたいという要望に応えるためのサービスです。
 毎期の利益調整だけを目的とした、単純な対症療法的節税プランニングではありません。
 経営者が本当の意味で税務ストレスから自由になるためには、会社の税金・個人の税金・ご家族の税金・後継者問題・自社株問題・相続まで、経営者及び家族の人生と税金を関連付けて複合的に検討することが必要です。
 私達は、子や孫の代まで安心して資産を継承できるように、各専門分野の税理士がチームを組んだ総合病院的体制により、オーナー経営者の人生の《短期・中期・長期》それぞれの場面で税金を最小化するための知恵を絞り、お客様の立場に立った合法的なタックスプランをご提案いたします。

人生を通じた 最適なタックスプラン

《STEP:1 会社と個人の現状分析、ヒアリング》
 お客様の税金に関する不安を取り除くため、最初に現在の会社の状況、個人の状況、ご家族の状況、保有資産の状況などをお聞かせいただきます。
 さらに人生を通じた最適なタックスプランを考えていくために、これからの事業計画、人生計画、後継者へのバトンタッチ、引退後の夢など「未来」に対する想いもお伺いしたいと思います。
 本当に喜んでいただくための提案をさせていただくためには、お客様のライフプランを良く理解することが必須であると考えているからです。
 お客様の考える理想の将来像をお聞かせいただきながら、複数の異なる専門分野の税理士が複眼で、会社・個人・資産の状況を医療分野のCTスキャンのように詳細に分析いたします。
 この現状分析はお客様の漠然とした税金に関する不安を専門家によって顕在化させる作業でもあります。ご自身も気づいていなかった重大な税務リスクの存在が発見された場合には、速やかにそのリスクを取り除くための緊急提案をさせていただきます。

《STEP:2 お客様の人生設計を考えたオーダーメイドプラン策定》

会社と家族を永続的に守っていくためには、オーナー企業でしかできない税務対策を考えることが大切です。オーナー経営者にとって会社と個人は一体ですから、それぞれ別個に対策を考えても意味を成しません。毎期の利益に対応するフローの税務対策(損益取引に対する対策)と利益から積みあがった資産に対するストックの税務対策(貸借取引に対する対策)をばらばらに考えていても良いプランニングはできません。
 今期行われた税務対策は数年後、数十年後、自社株式の株価や個人の資産形成、相続財産にすべて影響を及ぼします。
 最適なタックスプランニングとは複雑なパズルを組み立てていくような作業なのです。
 私達は、現状分析から得られた情報と、お客様からお聞きした人生計画を基に「会社と個人」「フローとストック」を一体として考え、中長期的にベストなプランをお客様ごとに策定いたします。

《STEP:3 オーダーメイドスケジュールに応じたタックスプランの実行》

お客様とご一緒に将来の具体的な目標に合わせたオーダーメイドの計画を作成し、これを実行していくことができれば、それぞれが夢見る豊かな人生設計の実現に大きく前進することができます。
 毎期の法人税の節税とは異なり、資産に関する節税を効果的に行うためには計画性が非常に重要です。何も対策を取らないまま人生の終盤を迎え、付け焼刃的な節税策を取らざるを得なかった場合と、時間をかけて行った税務対策を実行していった場合、その差は驚くほど大きなものとなります。

《STEP:4 定期的な状況の確認》

会社の状況、個人の状況は日々変化していきます。企業の利益予測は思ったとおりにはいかないものですし、お子様の成長に合わせて、事業承継・後継者問題の見直しが必要な場面も生じます。
 計画どおりにプランを実行していたとしても、社会構造の変化や税制改正など、さまざまな外的要因によってプランの見直しが必要な場合もあります。
 私達は年に数回定期的に、ご提案したプランが、現在のお客様の状況と乖離していないかどうか確認し、お客様のその時々の想いも伺いながら、常にベストな税務対策をご提案し続けて参ります。

国税調査官の視点

 全ての責任を背負うオーナー経営者にとっては「会社も個人も一体」というのが実態です。オーナー企業は「公私混同」していると言われることがありますが、会社と個人の境目があいまいなのです。
 会社のために必要だと判断したからこそ、経費として使うのですが、それを「個人的経費」「会社の私物化」と決めつけられることには大きな不満を感じます。
 会社と個人を一体とした税務対策を考えていくうえで、このように境があいまいなグレーゾーンの問題は、税務調査による指摘リスクの不安を残します。
 また、ある経営判断の結果、そこには必ず税金が関係し、場合によっては経済合理性を考えて行った取引が税務調査の場面では「利益調整」や「租税回避目的」と認定されるというケースも発生します。
 このように税金のグレーゾーンが存在することがわかっているからこそ、「税金は顧問税理士に任せてきちんと処理しているつもりだから心配ない」はずの経営者も、数年に一度に税務調査の際には大きなストレスを感じてしまうのです。
 『税務総合戦略室』は国税当局の様々な専門部署を経験してきた複数のOBが、お客様固有の問題に対し「国税調査官の視点」で判断に迷うあいまいな分野の事実認定と税務判断を行います。
 指摘リスクの可能性を判断・考慮し、税務リスクを排除しながら最適な税務対策を考えていくことで、お客様に不安・ストレスなく豊かな人生の目標に向けたライフプランとタックスプランを継続して実行し、素晴らしい未来を実現するためのパートナーとしてお役に立ちたいと願っています。

税務総合戦略室便り 第69号(2015年08月01日発行分)に掲載

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