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情報の選択と使い方 
~専門家の重要性~

category: 税理士
第75号(2016年02月01日発行分)

執筆者12

母校の活躍を見て

先日母校が高校サッカーの全国大会決勝に進出し、埼玉スタジアムへ応援に行ってきました。東京代表が進出したこともあり、スタジアムは5万4千人でほぼ満員でした。私の高校はラグビー、野球は昔から全国大会に進出していましたが、サッカーは近年急激に力をつけてきました。初の決勝進出だったこともあり、各メディアが注目し、チームについて数多く紹介されていました。
 今までは普通の先生が監督をしていましたが、外部のクラブチームから指導者を招へいし、さらにフィジカルコーチ等各分野の専門家の力を借り、明確なプランの基に全国レベルのチームになったそうです。有名校と比較してスポーツ推薦で入学している部員は少なく、文武両道を重んじる学校で練習時間も少ないにもかかわらずここまで強くなったのは、もちろん潜在能力が高い生徒が揃っていたのかもしれませんが、その力を引き出した各分野の専門家の力が非常に大きかったのではないかと感じています。
そこで今回は改めて「専門家」の重要性について考えてみたいと思います。

どの分野でも専門家が活躍

高校サッカー以外にも結果を出している人・チームに目を向けてみると、専門家がサポート役として活躍しています。
 例えば昨年ブレークしたラグビー日本代表及び五郎丸選手が挙げられます。過去ワールドカップで1勝しかできなかったチームが世界ランキング3位の南アフリカを破り、1大会で3勝し、世界を驚かせました。
 今回の躍進の要因は、世界一厳しいと言われる練習をした選手の力であることは言うまでもありません。それに加えてヘッドコーチを始めとする優秀な指導者が、この大会で世界を驚かすために明確なプランを策定し、サポートしたことが大きかったと思います。
 また、キックする前のルーティーンで有名な五郎丸選手については、一時思うようなプレーができずに悩んでいたそうです。ここで活躍したのがメンタルコーチです。普通であればプレー技術を向上させることに注力すると考えますが、五郎丸選手は本番で普段通りの力を発揮するためにメンタルコーチと一緒にあのルーティーンを考え、スランプを脱して大ブレークしました。
 自分の体験としても専門家の力を感じた出来事がありました。以前も書きましたが、数年前から健康のためにランニングを始め、フルマラソンにも挑戦しています。初めのうちは、本から得た知識を参考に走っていましたが、タイムはなかなか早くなりませんでした。ある時、数時間ですがプロのランニングコーチの指導を受ける機会がありました。そのコーチは、自分が気づかない走り方の癖等を修正し、練習方法についても私の練習頻度、運動経験等から判断して適切なアドバイスをしてくれました。もちろん練習方法等は本にも書いてありますが、どう活用するかは1人1人異なるため、自分の状況に合ったアドバイスをもらえたのは非常に大きく、タイムも早くなりました。

税金についても専門家の力を

税金に関しても同様で、以前に記載したとおり、本・インターネットで節税等の情報を入手することは可能ですが、選択と使い方を誤ると税務リスクが高まります。また、税金に関しては法人税、相続税、国際課税等様々な分野があり、すべてに精通している人はいません。ということは、必要に応じて複数の専門家が必要になるのではないでしょうか。
また、理想的な専門家とは、課題が明確になっている場合だけでなく、本人が気づかない課題を見つけ、その人・会社に応じたオーダーメイド型の解決策を考え、わかりやすく説明し、実行する際のサポートができる人ではないかと思います。
 もちろん専門家を雇えばすべてが解決するわけではありません。しかし、自分で考えるのには限界があります。いかに上手に専門家を活用し、本業に集中することが重要であると思います。
私も理想的な専門家になるべく日々精進していきたいです。

税務総合戦略室便り 第75号(2016年02月01日発行分)に掲載

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