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税務総合戦略室メンバー紹介

元国税調査官・税理士 黒崎 俊夫

元国税調査官・税理士 黒崎俊夫

元国税調査官・税理士 黒崎俊夫

〈経歴〉
国税局管内税務署資産課税部門に
28年間勤務。

1959年生まれ 資産課税部門職員として、相続税、贈与税及び評価事務に従事。不動産鑑定による評価の審理の経験が豊富。税理士の他、不動産鑑定士、司法書士の資格を有する。






 黒崎と申します。

 この7月に東京国税局を退職し、8月からエヌエムシイ税理士法人税務総合対策室に勤務しております。

 この紙面を使って自己紹介をしろとのことですが、どうも自己紹介というのは昔から好きでない。
 皆さんにご披露するような過去など持ち合わせていないし、自分が認識している自分と、他人が認識している自分に大きな隔たりがあることも珍しくなく誤解を生じさせることもある。ですが、まあ、せっかくの機会ですので以下のとおり自己紹介させていただきます。


幼少から大学まで

 私は、昭和34年東京都目黒区に生まれました。当時から典型的な住宅地で、物心ついた頃には既に周囲に田や畑はなく、野生のカブト虫を捕まえたなどという経験もありません。

 昭和39年の東京オリンピックを機に、さらに近所に環状七号線が通り、ほとんどの道路が舗装されるなど、町の様子が変わりましたが、その分、以後50年、この地域はあまり変わっていないという印象です。それでも、子供の数は今より多く町に活気がありました。

 一クラス50人、友人が集まると野球をしていました。空き地も少なく、休日には早朝から野球をするために近所の広場に場所取りにいった記憶があります。
 その頃の友人で甲子園の土を踏んだ人間もおりますが、当時、私の所属していたリトルリーグの監督が今阪神で活躍している平野選手の親父だったことを思うとレベルはかなり高かったのかもしれません。

 野球は高校まで続けておりましたが、その他に熱中したのが囲碁・将棋です。ライバルが身近にいると上達が早いと言われますが、私も将棋に関してはその1人。もう5年早く将棋に目覚めていれば奨励会の試験を受けたのになどと妄想を抱いたほどでした。

 いずれにしろ昔とった杵柄とはよく言ったもの、職場にはいってからも税務署対抗野球大会では大抵エース、国税局将棋部では社会人大会の国税局メンバーの1人になるなど、その後の人生に彩りを与えてくれたところです。


国税局入社以降

 さて、今から約30年前、どこに就職しようかと迷ったあげく、ペーパーテストだけで採否が決まるのなら、後腐れがなくていいと思って受験したのが国税専門官試験でした。 

 どんな仕事をするのかも調べもせず受験したわけですが、結果は幸いして国税の職場に就職することになったわけです。まず配属されたのが豊島税務署資産課税部門。相続税や譲渡所得を担当する部署です。そこでは特に、一般の納税者からの電話相談や面接による相談が多く、早く一人前に回答できるようになりたいと、最初の1年は学生時代より相当勉強したものです。

 資産課税部門では上記の他、地価税とか登録免許税なども担当しておりましたが、評価担当もそのひとつ、土地評価のための路線価格を作成するところです。
 作成過程において不動産鑑定士と折衝する時間が多いのですが、専門用語も多く、鑑定士の上から目線での説明が悔しくて、対等に反論ができるようにと思い取得したのが不動産鑑定士資格でした。税務署職員を甘く見てもらっては困る、という感じです。以降、多少の勉強ぐせがついて、司法書士等の資格も取得しました。

 仕事をしながらよく受かったねと言ってくれる方も多いのですが、謙遜ではなく私に言わせれば、解答の決まっている試験は、時間をかけて効率的に勉強すれば、いつかは受かるもの。難しいのは解答のない問題に対して、どんな解答をお客様に用意、提供できるか、あるいは、複数ある選択肢のうち、どれがお客様に一番適したものなのかを判断し、いかに自信を持って説明できるか、です。


 今回、縁あって当税理士法人に入社いたしましたが、自分の経験と知識が少しでも皆様のお役にたてれば、と思っている次第です。



税務総合戦略室便り 第31号(2011年9月30日発行分)に掲載


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